ムダ毛を脱色して薄くできる!?正しい脱色方法と注意点。ムダ毛に悩む人が若い頃に一度は通る道?

いろいろなムダ毛処理の方法がある中で、20年ほど前から市販されている脱色剤。
家庭用の脱毛器が販売されていたり、多くの脱毛サロンや医療クリニックで脱毛する方が増え続けているのにも関わらず、今でも脱色でのムダ毛対策を選択される方がいる理由は何なのでしょうか?
当記事では実際にムダ毛を薄くできるのか、肌への負担はどのようなものか、メリット、デメリット、使用の際の注意点などについて解説していきたいと思います。
目次
脱色でのムダ毛処理は学生さんや若い人が試す事が多い
ムダ毛に悩んでいる人なら、ムダ毛の処理は面倒だし、もっと手軽に出来ないかな?目立たなくするだけでも良いんだけど・・・という考えで、「毛を脱色して目立たなくするのはどうだろう?」と一度は考えたことがある方が多いのではないでしょうか?
でも、実際に試す方は意外と少なかったり、昔一度だけ試して辞めてしまったという方もいたりすると思います。
実際どういう人が脱色でのムダ毛処理を試すのかと言うと、ムダ毛に悩んでいる学生さんや若い人が脱色でのムダ毛処理(隠しでしょうか?)を試す事が多いようです。
これはやはり学生さんや若い方だとサロンやクリニックでの「脱毛」という選択肢も知りつつも、悩みを打ち明けて親の承諾を取るのが難しかったり、金銭的な問題等、しっかりした「脱毛」に簡単には踏み切れないハードルがあるからだと思います。
ただ、脱毛でのムダ毛対策を行っているのは、若い人だけではなく、脱毛サロンに通うお金の社会人の方にもいるようで、金銭的な事以外にも、脱毛よりも脱色を選ぶ何かしらの理由があるようです。
ではその理由を知る意味でも、脱色でのムダ毛対策の効果やコストパーフォーマンス的な部分について触れていきたいと思います。
ムダ毛を脱色していくと毛が薄くなっていく?
結論から書くと、「答えはNO」です。
脱色剤は字のごとく、ムダ毛の色を抜くだけです。
髪の毛で言うと、金髪にする状態。
体中のどの毛にも、毛周期という毛の生え変わりのサイクルがあるので、一度脱色した毛が伸びれば黒い箇所が見えてきますし、その毛が抜け落ちれば、新しく黒々とした毛が生えてきます。
そして、あたりまえですが、その毛は決して薄くはなっていません。
毛の色素が抜けることで、脱色のお手入れ直後に毛が薄くなったように感じる場合はありますが、実際に毛が薄くなることはありえないようです。
それでも脱色剤が選ばれる理由
ではなぜ、毛が薄くならないのにも関わらず、脱色剤を購入してまで、脱色という処理方法を選ぶ方がいるのでしょうか。
他の処理方法よりも、お手入れの頻度が少ない
まず、体中のどの箇所にも「毛周期」という毛のサイクルがあります。
そして、毛周期は部位よって異なります。
髪の毛の場合、毛周期が2年〜6年と言われており、なかなか髪が抜けないため、全体的に見た場合、カットをしない限りはどんどん伸びていきます。
その為、生え際が黒くなって、ツートーンになっている金髪の人を見たことがある方は多いはずです。
それに比べて、手足などの場合は毛周期が短く、半年〜1年半。
毛の長さに個人差はあるものの、ご自身の髪の毛を伸ばしきった時と比べると、手足の毛はかなり短いと思います。
その為、毛が生えきった状態で脱色を行えば、毛が抜け落ちて次の毛が生えるまで、目立った黒い毛を見ることはほとんどありませんので、髪の毛ほど目立ったツートーンにはなりません。
また、一度脱色した部分は、もう黒くなることはありませんので、カミソリでの自己処理と比べると、お手入れをする頻度が少ないことから、今でも脱色剤は選ぶ方がいるようでです。
購入も簡単で、値段もお手頃
お近くのドラックストア、Amazonや楽天市場などのインターネットでも、わりと安価で購入できます。
値段は、一箱でだいたい1000円前後と、学生のお小遣いでも購入できる金額になっていますので、脱毛サロンやクリニックへ通うことを考えると、簡単に手の届く値段でムダ毛を目立たなくさせることができます。
毛が全く無いことに違和感がある方
男性のヒザ下など、濃い体毛は気になるけど、全てないのは返って不自然と感じて、あえて脱色を選ぶ方もいらっしゃいます。
また、現在では、vラインの毛も全て脱毛してツルツルの方が増えていますが、一昔前までは、女性でもウデやアシなどの体毛が全くないのは不自然と感じていた人も多かったものです。
そのように、年代や性別によっても、脱色を選ぶ方はまだまだいらっしゃるようです。
脱色剤の正しい使用方法
1 室内の温度調整
室温が低いと、脱色剤の効果が弱まってしまいます。
また、クリームを塗ると全体的にヒヤッとして寒くなることも。
お手入れをムダにしないため、お手入れ中を快適に過ごすために、室内の温度を少し高めにしておきましょう。
2、脱色する部分をきれいに洗う
脱色したい部位に油分があると、クリームがうまく定着せず、根元が黒く残ってしまう場合があります。
その為、ムダ毛を脱色したい部位は、ボディーソープや石鹸で綺麗に洗ましょう。
3、パッチテスト
説明書通りに脱色剤を作ったら、必ず毎回パッチテストをしましょう。
使ったことのある製品でも、生理や体調不良によって肌トラブルのリスクも変わるので、二の腕の内側に塗って、脱色と同じ時間を置いても問題ないか確認しましょう。
もし、かぶれやかゆみが出た場合、その日のお手入れを避けましょう。
また、数日後にテストをしても同じ症状が出た場合は、その製品の使用を控えるべきだと思われます。
※製品により、一度作った脱色剤を、後日使えるタイプと、使い切りタイプのものがありますので、注意してください。
4、脱色したい範囲に塗る・説明書通りの時間を置く
脱色したい部位に塗るときは、素手で触らないで付属のヘラなどで伸ばしましょう。
脱色剤の塗る量は、伸びている毛を包めるくらい厚めにして、必ず付属のヘラなどを使用しましょう。
説明書通り時間を置いてください。
5、洗い流す
脱色クリームを洗い流す時は、ぬるま湯もしくは冷たい水で洗い流しましょう。
温かいお湯で流してしまうと、血行が良くなって毛穴が開いてしまい、脱色クリームが入り込み、クリームが毛穴に残ってお肌に負担がかかる場合があります。
また、この時にボディーソープや石鹸など、お肌を刺激するようなものは使用しないほうが良いでしょう。
6、保湿する
ムダ毛が脱色できたら、冷やしたタオルなどで肌を冷やしてから、保湿クリームを塗りましょう。
ムダ毛を目立たなくしてくれる脱色クリームは、肌にとって、必ずと言って良いほど、負担がかかっています。
しかし、この時にしようする保湿剤も、肌にあったものでないと意味がありません。
初めて使うものではなく、以前から使ったことがあるもので、できれば、敏感肌用の保湿剤でケアをしてください。
肌が弱い方は、特に注意しましょう。
脱色するにあたっての注意点
脱色前は、しばらく毛を剃らないほうが良い
毛を剃って間もない時の、毛が短い状態で脱色を行った場合、早い段階で伸びてくる毛は黒色で、全体的に脱色されている毛も短いため、せっかく脱色を行っても、すぐに黒い毛が目立ってしまいます。
毛の濃い箇所は避けたほうが良い
毛の濃い箇所は、返って目立つ場合があります。
特に毛の濃い箇所になると、不自然なだけでなく、動物的に見える場合も・・・
しっかり脱色剤を選択する
脱色剤は、毛髪用もあるので、必ずカラダ用を使用してください。
間違って使用した場合は、お肌にかなりの負担が掛かり、肌トラブルが起きる確率も大きくなります。
また、脱色する毛の濃さや肌質によって、様々な脱色剤が出ています。
肌の弱い部分は避ける
お顔やデリケートゾーンなど、説明書で使用禁止とされているところの脱色は必ず避けましょう。
デリケートゾーンがかぶれたり、眉を脱色して目に入ったり、病院へ行かなければ行けない事態になれば、コストも時間もかかって、脱色剤を使用した意味がなくなってしまいます。
日焼け後の脱色は避ける。
サロンやクリニックでの「脱毛」でも、日焼けした肌への光照射、レーザー照射が出来ない事があるように、肌や毛根は非常にデリケートなので、同様に、肌への負担が大きい脱色剤を日焼け後の肌に使用するのは避けて下さい。
夏場、海やプールにいくことが増えてきたからといって、肌が強い日差しに晒され続けている時期に脱色剤を浸かってしまうと、肌荒れトラブルを起こしやすくなります。
「脱毛」は夏の強い日差しが落ち着いた秋ぐらいから始めるのがオススメと言われたりもしますが、どんなムダ毛対策でも肌環境が良い状態で行うのは基本といえます。
脱色剤のメリット、デメリット
これらのことから、脱色剤を利用するメリットとデメリットを見てみましょう
メリット
- お手入れの頻度が少ない
- 手軽に購入できる
- 濃い毛は気になるが、毛が全く無いことに抵抗がある方は、毛を目立たなくさせることができる
- 剃ったり、抜いたりするお手入れと比べると、毛穴への負担が少なく、毛穴の色素沈着がおきる可能性が少ない。
デメリット
- 肌への負担はかかる
- 肌の弱い方はとくに、かぶれる可能性がある。
- 色の抜けにくい方は、効果がない場合がある
- 毛の濃い方は、かえって不自然で目立つ場合がある
- 手触りや仕上がりに好みがわかれる
- デリケートゾーンなど、使用してはいけない箇所がある
- 毛はなくならないので、定期的なお手入れが必要
ムダ毛との戦いは長期戦。本当に悩みを解決するなら1年で勝負がつく「脱毛」が理想的
ムダ毛処理は、まさに永遠に続く「戦い」のようにも感じますよね。
残念ながら「脱色」という方法では、この面倒な悩みを無くす事はできませんし、処理できない部分があったり、逆に肌トラブル等余計な悩みが増える結果になる事も。
最初に触れたように、「若い頃に試した」、「昔一度だけ試したけどすぐに辞めてしまった」という方が多いように、脱色でのムダ毛対策を続けるのは現実的ではありません。
根本的に「ムダ毛の悩みから解放される」という事を望むなら、やはり「脱毛」という選択肢しか無いのが実際のところです。
脱毛保証(永久メンテナンス)がある脱毛サロンを選ぼう
「サロンでの脱毛ならムダ毛の悩みから永久に解放される!」かと言うと実はそうではありません。まず医療クリニック意外では法律的に「永久脱毛」という言葉を浸かっては行けないですし、医療レーザー脱毛でも死ぬまで一生「生えない」かと言うとその保証はありません。
脱毛後、5年以上全身ピカピカの状態をキープできていたけど、10年程経って所どころ薄っすらムダ毛が生えてきた。。という事は十分ありえることです。
これは毛の周期やホルモンバランスの変化など様々な事が関係しています。
だからこそ、コース終了後も追加料金無しで期間・回数の制限なく永久に脱毛を受けられる保証がある(=将来のムダ毛復活にも対応してくれる)脱毛サロンを選ぶべきなんです。
現在、この脱毛保証を実施しているのは「全身脱毛専門店シースリー 」、「銀座カラー
」、「脱毛サロン KIREIMO
」です。
実際、一度でも脱色を行った経験がある人は、最終的に「脱毛」を選択する人が多いのですが、脱毛をするなら「永久にムダ毛の悩みから解放される」という願望に近い結果を実現してくれる上記のサロンの中から選ぶ事をオススメします。
未成年の方も親の同意書の記入さえあれば、上記のサロンで脱毛を受けられます。親に相談することは勇気がいると思いますが、本気で悩んでいるなら是非相談してみて下さい。
まとめ
脱色の場合は、肌が強い方で、毛量もなく、毛が薄い方なら向いている可能性もあります。ただ、肌の健康状態にも左右されますので、ご自身の肌の状態をしっかり見極めた上で検討される事をオススメします。(パッチテストも忘れずに)
また、いずれ脱毛したい方や、光脱毛を行っている最中で、次に通う期間の間に、毛穴への負担をかけずに目立たなくさせる方法として利用するのも良いかもしれません。
繰り返し購入する脱色剤や、手間や肌トラブルとのリスクを考えたら、脱毛サロン等でのお手入れを選択したほうが良かったという方も多いとか。
これから脱色剤を使用する方はぜひ、「この先繰り返して続けていくべきお手入れなのか?」という点を頭に入れながら、「脱毛」という選択肢も踏まえつつ検討する事をオススメします。
1位は幅広い年代から圧倒的支持をうけるC3 シースリー。総合評価がとにかく高いのですが、ムダ毛の復活にも対応できる永久保証がある事も人気の理由のようです。
2位は20代後半〜30代の女性に高い支持をうける銀座カラー。顧客満足度調査のアンケートは常に上位で、平日は21時まで空いているのも嬉しいですね♪
3位は、学割プランも有るなど、学生・若い世代からの人気が高いキレイモ。芸能人が多く通うサロンとしても有名です。
4位は知名度No.1のミュゼプラチナム。独自開発のマシンを導入したミュゼエクスプレスが好評で、さらに品質・満足度が向上しています。
5位は医療レーザー脱毛で考えるなら最もオススメできる湘南美容外科。料金はお高めですが、確実な永久脱毛を求めるなら医療クリニックがオススメです。